松林工業

TECHNOLOGY

技 術

Sheeting

シート化

湿式法によるシート化

湿式シート化法は、機能性材料を“混ぜる”ことにより分散溶液化し、これを用いて含浸、コーティング、サンドイッチの3つの何れかの方法で、紙や不織布に添着を行う加工方法です。元来、鉛蓄電池用セパレーターの開発では、「合成繊維」「無機粉末材料」の素材を用いて接着するための接着剤および成型方法の検討を行ってまいりました。 これらの素材を使用した成型技法、機能性を有する無機粉末材料の特性低下防止の手段を応用し、その他の機能性材料の湿式法によるシート化を行っています。

含 浸

紙・不織布を完全溶液化した機能性材料と樹脂の溶液の中を通して、充分に機能性材料の溶液を浸み込ませます。
たっぷり機能性材料溶液が浸み込んだ紙・不織布を2本のロールの間を通して、余分な溶液を搾り出します。
機能性材料溶液の適切な量を含んだ紙・不織布を温風乾燥炉に入れ、乾燥炉内を通過する工程で、乾燥させます。
この方法は、紙・不織布全体に機能性材料を均等に添着させる場合に利用されます。
機能性材料としては、液状・粉末状等ありますが、当社では水溶性液状品および粉末状品の加工が可能です。

コーティング

紙・不織布の片面に機能性材料を添着する場合に利用されます。 機能性材料溶液をロール表面に載せ、その面に紙・不織布を通過させる間に、紙・不織布の片面に機能性材料溶液を塗り付けます。機能性溶液が紙・不織布の片面だけに添着した紙・不織布を乾燥炉を通過させ、乾燥させます。
この方法は、機能性材料を紙・不織布の片面だけに添着する場合、機能性材料の添着量が少量で良い場合に利用されます。
コーティングのもうひとつの方法は、機能性材料が添着された紙・不織布の表面を高圧の空気で、余分に添着された機能性材料を吹き飛ばす事(エアーナイフ)に依って、紙・不織布の表面を均一に、機能性材料を添着させる事が可能です。
このエアーナイフ方式は、極少量の機能性材料を紙・不織布の片面に均一に添着させる場合に有効です。

サンドイッチ

2枚の紙・不織布の間に、機能性材料を含む溶液を挟み込み、ロールで圧着し、乾燥炉に送り、乾燥させます。この方法は、一般的に単位面積当たりの機能性材料を大量に、添着する場合に有効です。

加工例

ゼオライトシート、備長炭シート、活性炭シート、シリカゲルシート、黒鉛シート、鉱石シート、アレルゲン抑制シート、タングステンシート、鉄粉シート、 銅粉シート、光触媒シート、茶殻シート、その他(不織布や紙の硬化性、強度UP等)

乾式法によるシート化

乾式ラミネート法は、機能性素材の粉末をシート材(紙や不織布等)で挟み込み、熱ロールで圧着してシート化する加工方法です。

乾式ラミネート法によるメリット

①機能性材料の活性を生かし高い通気性を持ったシート化が可能。

②使用する接着剤の量が少なく、高い柔軟性を持ったシートの成型が可能。

③ロールのみでシート成型するため、燃料費が安くコストを抑えることができる。

加工例

空調用活性炭フィルター、吸水ポリマーシート、ゼオライトシート

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